どんなにつらく悲しい事があってもギターを奏でれば元気になる!
こんにちは。てつげん先生です。
今回はジャズ界の御大だったチック・コリア大先生の”スペイン”を弾こう!
ということで進めたいと思います。
残念ながらチック・コリア大先生は昨年天国へと旅立たれましたが、その演奏はライブも含めて
Youtubeなどにたくさん残されております。
私が恐れおののいたのは、テクニックもさることながらその表現力なんですね。
私が言うのも恐れ多いのですがね。
Spainとの出会い
19歳ぐらいかな~。
ロック小僧たちは当時はやっていたフュージョンに心惹かれておりました。
80年代辺りから様々なジャンルの音楽が発信されましてね、MTVがその多くの発信元でした。
ロックギター小僧たちは、より高みを目指してハイテクニックなギタリストをフュージョンに探し求めておりました。
そんな中、「スペイン弾けるか?」というのが私の周りのギタリストたちのあいさつ代わりとなりました。
スペイン自体は1972年の曲なのですが、テクニックを追い求める人たちにとっては格好の教科書になっていたのですよ。
当然私もチャレンジしました。
・・・そして諦めました。
俺にはジャズは無理!
そう、スペインは当時の若造ギタリストたちにとって、ロックとジャズの分水嶺になっていたのです・・・たぶん。
弾ければジャズに向かい、弾けなければロックに邁進する。
そんな感じだったと思います。
ああ・・・遠い昔の俺。
そして今。
”SPAIN”を弾いてみた。
さすがに「弾けません」とは言えないですね。
問題はこの後のソロパートなんですよ。
コードを知り、スケールを知り、なおかつジャズの分水嶺を通ってきたものだけが弾ける世界。
ロックしか弾いてこなかった人には絶対弾けません。
そもそも弾けないからと言って、それは悪ではないのです。
ボクシングとキックボクシングは違うでしょう?
得意な事を突き詰めればよいのですよ。
好きなものと弾けるものは違いますからね。
ロックも弾けない人にとっては難しいのですよ。
私が腱鞘炎になるくらいですからね。ロック。
さて今回はチック・コリアのスペインを紹介しました。
タブ譜もありますので、是非レッスンにお越しください。
それでは。
てつげん