今回のギタリスト列伝 第8回は・・・
ついに来た!
ジェフ・ベックだ!
先生のフェイバリットは誰ですか?と聞かれれば必ずジェフ・ベックと答えるほど敬愛するギタリスト。
そのくせほとんどコピーしていないという現実もある。
テクニックうんぬんよりも真似の出来ない何かを感じるので、コピーよりも別の高みへ上って勝負したい
と思わせるほどに他を寄せ付けない音色とフレージングの妙がある。
名ボーカリスト、ポール・ロジャースは言った。
「ロックギタリストには2種類いる。ジェフベックとジェフベック以外だ」
そう、「俺か俺以外」という名言はここからきているのだ。
恐るべしジェフ・ベック。
知らんけど。
指弾き・トレモロ・音色
いつからかジェフはピックを使わなくなった。
トレモロアームも多用するようになった。
ジェフ・ベック、カルロス・サンタナ、スティーヴ・ルカサーが揃い踏みした伝説のイベント“軽井沢サウンドマーケット’86
でRATを使っていた様なので、真似して購入してからは20年以上私の愛器となった。
どうもロカビリーやギャロッピングにルーツがあるようで、もともと指で弾くのは得意なようだ。
「スキャッターブレイン」でドラマーのヴィニー・カリウタがとんでもなく速いテンポで叩くときはさすがに
ピックを使っていたが。
何しろ真似の出来ないサウンドを出す。
たった1音でもマネできない。
だからこそコピーしないし出来ないのさ。
自分の音色を追求する様に。と教えてくれているのかもね。
お勧めのアルバムは?
お勧めのアルバムか~
上記の3枚は好きかな。
やっぱり強力なボーカリストと組んでる方がカッコいいよね。
「Blow by Blow」が出てくると思ったでしょ?
あれは音楽に精通してないと面白くないと思う。
マックス・ミドルトンのプレイも楽しめる人向け。
「ラフ&レディ」はドラムがコージー・パウエルで、え?こんなに上手かったの?
と思わせるプレイが楽しめます。
BBAはとんでもないかな。
コピーしてみろや!こら~!
てな感じのぶっ飛びプレイ満載です。
以上がお勧めかな。
哀しみの恋人たち…ウゥッ
で、弾いてみたが日本名「哀しみの恋人たち」かい!
これはBlow by Blowに入っている名曲で、スティービー・ワンダー作曲です。
勿論完コピではありませんし、そのつもりもありません。
基本弾いてみた系は録り直しをしないので、多少のミスもそのままでお届けしています。
だってアルバムじゃないんだもん。
リアルな方が楽しいでしょう?
映ってないけど顔も「cause we've ended as lovers」な感じになってます。
さて、如何だったでしょうか?
ギタリスト列伝は私が影響を受けた時系列を遡って紹介しています。
各ギタリストの詳細はウイキペディアなどで調べてください。
そろそろですよ。
ロックギタリストから離れていくんですよ。
以降はブルース・フュージョン・ファンク・アコギ・ジャズと多彩なギタリストが登場する予定です。
それでは次回もお楽しみに!
てつげん