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下手なラッカーよりもウレタンオイル。

ジェイズギタージムではギターも製作しておりますのはご存知のとおりです。

 

 

製作とは言ってもコンポーネントですので、1から作るのではなく良い部材や安価で確かな部品を使って組み上げます。

 

その際に各部調整もばっちり行いますので、安くても良い音がするギターになるわけです。

 

塗装については自家塗装もしくは塗装されたものを使用します。

 

自家塗装の場合は基本はラッカーなのですが、最近はウレタンオイルを主に使っています。

 

 

ラッカーは体にも環境にも悪影響を及ぼします。

 

特にスプレー缶の場合は無駄吹きも多く不経済です。

 

下地処理にも時間がかかり、仕上がりにも数ヶ月を要します。

 

鏡面仕上げにするのも大変です。

 

おまけにゴムや石油製品に長く当たっていると溶けますしね。

 

 

そこで代替品としてウレタンオイルを選択しています。

 

基本はオイルですので、木材に少し浸透し皮膜を作り水分から木材をガードします。

 

オイルが揮発した跡にウレタン樹脂の皮膜を作りますので、鏡面加工も可能になります。

 

下地処理の必要もなく、布で塗りこむだけの簡単な作業。

 

仕上がりもほぼ1ヶ月で完成。

 

ツルツルのテカテカに仕上げる事ができます。

 

 

ウレタンといっても下地ありのラッカー塗装よりも薄く仕上がりますので、音にも好影響だと思います。

 

 

塗装設備が整っている工房ならきれいなラッカー仕上げが可能なんですがね。

 

 

ジェイズにウレタンオイル仕上げのギターを置いていますので、一度手にとってお試しください。

 

 

それではレッスンでお会いいたしましょう。