あっという間に8月中旬、残暑お見舞い申し上げます。
そうです。
私が鉄弦師匠です。
久しぶりのブログになりました。
特に書く事も無かったもので・・・
しかし!
今回はたくさん書きますのでお楽しみに。
先月にワーモス社に注文していたボディとネックが届きましたので、早速製作に入りました。
ボディはブラックコリーナ。またの名をブラックリンバ。
Tune-O-Matic仕様のブリッジ。
逆スラントのリアピックアップ。
3コントロールの穴。
実は5Wayレバースイッチのザグリも発注していたのですが、何故か加工無しで届きました。
え!?
と思いましたが、ちょっとアイデアがあったのでこのまま製作します。
ボディはオイルフィニッシュです。
とは言ってもオイルだけだと不安なので、ウレタンニスを混合しました。
オイルはWATCO。
ニスはジェルニス。
最初に少しブラックのジェルニスを混ぜて、その後はクリアーのジェルニスを混合。
最後にクリアーのジェルニスのみを塗り、仕上げは蜜蝋クリーム。
ジェルニスにはウレタン樹脂が入っておりますので、純粋なオイルフィニッシュではありません。
オイルフィニッシュの風合いにウレタン皮膜が木材内に出来ますので、水分には強くなっていると思います。
薄いウレタンなら大歓迎です。
ちなみにオイルサンディングはしていません。
仕上げのサンディングも無しです。
素のボディ自体が綺麗にサンディングされていたので不要と判断しました。
オイルも乾いてきたので組み込みです。
ピックアップはトーン・エンポリウム。
カナダ製手巻きです。
これをカバー無しで直付けです。
コントロールは1VOL・トグルスイッチ・ミニスイッチで、
トグルスイッチはリア・リア+フロント・フロントの3点。
ミニスイッチでセンターがプラスされます。
センターのみは音が出なくなっています。
これもワーモスが5Wayセレクタースイッチの加工を忘れてくれたおかげです。
配線も簡素で良し。
ネックはバーズアイ・メイプルワンピース。
ボディのコリーナはマホガニーに近い音質らしいので、あえて固めの音がするバーズアイを選びました。
結果は大成功です。
ギター製作も8本目になりましたが、国産材かワーモスかと言われたら迷わず「ワーモスが良い。」
と答えます。
最近のワーモスは加工精度も材料も良いと思われます。
アイモクとアトランシアには頑張って貰いたいものです。
輸入すると輸送費と関税で高くつくのでね。
なんにせよ、良いギターが出来ましたわ。
売る気はありませんが、どうしてもと言うなら考えますのでご一報ください。
それではレッスンでお会いいたしましょう!