昔からパットのスタイルが好きで、コピーしたりしていた。
正確無比なリズムとスケールは勉強になる。
大してジョンスコはどうだ。
昔から好きではない。
しかしこの二人の対比は面白い。
正確無比なパット。
わざとリズムをはずすジョンスコ。
今となってはジョンスコのスタイルに近くなっている私。
パットがナチュラルマイナー・メロディックマイナーを主として奇数小節から8分奇数音符に正確にコードトーンをアプローチしているのに対し、
ジョンはAm以外のツーファイブに対して偶数小節からその場で思いついたアドリブフレーズでアプローチしている。
(普通にジャズフレーズに聞こえるところはオルタードやサブコードアルペジオだったりするが。)
つまりはトニックマイナーをほぼ無視している。
この様に、ギタリストによって考え方もアプローチも違うのだ。
しかしながら大木の枝葉のように音楽が広がりを持つには、どっしりとした幹が必要な事は言わずとも明らか。
それを基礎と言う。
基礎をおろそかにする者に才能という花は開花しない。
そして基礎を学ぶのは地味な作業だ。
ビデオゲームのように楽しさは一切無い。
それでも学ぶ事に謙虚で、地道に時間を費やしたものだけが見る事ができる世界がある。
その世界はYOU TUBEでは見れない。
自らが心に作り出す世界なのだから。
基礎を学ぶ覚悟があるなら真摯に向き合い、本気で教えます。
その先の世界を見たいのならば。
そんなあなたにマスタークラスをお勧めします。