じっくりと取り組んでいたギターが完成しました。
イメージは使い古されたサーフボード。
名付けて”Old Surfer”
最初はこんな感じのシェルピンクで作ろうとしていました。
が、塗ってるうちに飽きてしまいました。
そしてこうなった・・・
タヒチブルーに塗ってみました。
夏も近いからね!
・・・
あ!飽きた・・・
で、3種類のターコイズで塗り分けて、イエローラインを入れました。
この時点で使い古されたサーフボードのイメージが固まりました。
色塗装した後にサンドペーパーで少し色あせた感じを演出した後、
クリアー塗装をしていますので、外面にダメージ加工はしていません。
ネックは少し使用したワンピースメイプルネックをフレット交換、再塗装し、
ローラーナットを取り付けました。
ナット幅42ミリに対し、ローラーナットは42,5ミリ。
少しはみ出ていますが演奏には支障なし。
チューニングは狂います。
ま、気持ちましな感じですね。
リビルドネックなので傷が付いていますがそのままにしています。
ネック裏は削っていますので。薄いUネックとなっています。
ピックアップはロシアから輸入しました。
アレキサンダー・プリボラ。
ほぼ2週間で到着。
セットで安く買えました。
Red&Whiteという一番パワーが無いモデルを選びました。
パワーが過ぎるものは高域が削られて、クリーントーンが良くない。
常に強烈に歪ませているならいざ知らず、クリーン・歪み・コーラス・ディレィと
エフェクターを使って音作りする人には、パワーの無いものをお勧めしますね。
大体アルダーボディにハムバッカーは合いません。
ハム載せるならせめて2ハムにしてね。
サーキットはエリック・ジョンソン仕様です。
センターのみトーンが効きません。
ポットはバーンズ。
動きが軽くてお気に入りです。
コンデンサーはボディカラーに合わせて青いものをセレクト。
セレクターは3点スイッチ。
ハーフトーンは最近使わないもので。
まだ少しだけ調整をしなければなりませんが、音は最高です。
つい先日、生徒さんのフェンダー・マスタービルダーのストラトを弾かせてもらったのですが、
へへっ。
負けてないぜ。
コンポーネントギターの良い所は、自分のイメージした音に近い音が出せる事ですね。
どこのパーツを使うか?
どう組み合わせるのか?
どこをどう調整すれば良い音になるのか?
ストラトとテレキャスターぐらいしか作れませんが、だからこそ音のイメージが出来ますし、
ノウハウも活かせるのです。
今回はマスタービルダーの音に近づく事がテーマだったので、大成功です。
良い音のストラトはプレイを上達させてくれます。
このギターが欲しい方はご連絡ください。
値段は相談に乗りますよ!