棒にナスを突き刺してプレゼントする事をボーナスと言います。
最近は少ないながらも現金で振り込まれることも増えているそうです。
なんてギャグさえもフェイクニュースにされてしまう今日この頃。怖い世の中になりましたね。
さて、ボーナスと言えば外食。外食と言えばお寿司。お寿司と言えば回転・・・
いや白木のカウンターで大将が握ってくれる、あの日本人なら誰しも憧れる銀座の・・・
まあ、とにかくお寿司と言えば日本人の心のより所と言いますかオアシスと言いますか、
ファーストフードでありながらも高級であるという、厚焼き玉子には技術が・・・
いや、お寿司の話じゃないのです。ギターの話をしたいのです。
子供の頃、お寿司を握る真似とかしたことは無いでしょうか?
無いのなら今すぐ真似をしてください。右手で握るのです。
右の手のひらにお米を持ち、手のひらの筋肉を使ってニギニギと。
おっと、真剣にお願いします。ニヤニヤでは無くニギニギですよ。
例えばピックを持ったままニギニギすると親指を動かさなくても繋がった手のひらの盛り上がった筋肉ごと親指が動きます。
これが究極のダウンピッキングです。
今度は寿司を握らずに親指の爪下の第一関節を45度握りこむように折り曲げてください。
もちろんピックは持ったまま。これがアップピッキングになります。
ピッキングは基本的に弦に対して平行に当てますが、アップの場合は手首を返すよりも、
親指を折り込んでピックを斜めに当てたほうがスムースです。平行も斜めも両方出来るのであれば完璧です。
単純に言いますと、親指の第一関節を伸ばしたり曲げたりするだけでダウンアップの動きが出来ます。
もう手首を動かして弦をヒットしなくても良いのです。
ただ、ピッキングは人それぞれ好みがあります。
①手首を固めて腕を使う人。
②親指を極端に反らせてピックの角度を逆アングルで弾く人。
③小さなピックをつまんで、指先をクルクル回す様に弾く人。
④指だけで弾く人。
⑤前歯で弾く人。
好きなように弾き、それが良い音でストレスも無く弾き易ければ良いのですが、覚えておいてほしいのは
正しい弾き方は弦に対して垂直平行、小さく強く弾く事です。
どんな弾き方をしようがちゃんと弾けていればこうなっている筈です。
ピッキングに悩んでいる人はお寿司を握る方法試してみてください。
何事もトライ&エラーの繰り返しです。
絶対に上手くいく!と信じてチャレンジを続けることが重要です。
前歯で弾く時は注意してください。
欠けますよ・・・