体幹。スポーツをする方なら良くご存知だと思います。
サッカーなどで相手と体がぶつかっても足元でボールをコントロールできるよう、
ぶれない体に必要なインナーマッスルのことです。
え?ギターに何の関係が?
大いに関係があります。
ギターを持って構えるときのベストな体の状態は、脳天から尾骶骨にかけて垂直である事。
背筋は伸ばす必要はありません。例えるならコマの心棒のように。
体の中心線が曲がっていると重心が傾き、体を支えるために筋肉を使ってしまい右半身と左半身を同時に自由に動かすことが出来ません。
指先を動かすのは体から繋がっている筋肉です。
わき腹や肩の筋肉が固まっていては指先も自由に動けなくなるのです。
指板を覗き込むのもいけません。
覗き込むと頭の重さを肩の筋肉で支えることになり、指を動かすどころではなくなってしまいます。
また、立っている時と同じように弾くための練習を座って行うのであれば、ギターを手で支えてはいけません。
体幹を動かさずに体でギターを支えるのです。
椅子に座ってギターを足に置き、両手はバンザイ!の姿勢を取れますか?
腰を左右に動かしてもギターが安定していれば、あなたの体幹は完璧です。
ギターが落ちそうになるのであれば体幹トレーニングが必要です。両手を広げて片足立ち1分間!
バンドでギターを弾くあなたは、その内ドームツアーに出るでしょう?
広いステージを走り回ってギターを弾きますよね?
スポットライトが貴方を追いかけオーディエンスの視線を釘付け。もうスターですよ。カッコいい!
まあ、そのころには体幹もバッチリだと思いますが、スターになる為に駆け上がる道には通常のギタートレーニングに体幹トレーニングも加えておきましょう。
ちなみに体幹を鍛えておくと代謝も良くなり、ダイエットにも効果ありです。
ギターをストラップで肩に掛けて片足スクワットをすれば尚効果あり!
ギターにも体幹トレーニングを!
これ、真剣と書いてマジです。
グッドラック!