35.8度。平熱ですね。
違う!その度数じゃない!
今日も暖かいですね。
それも違う!
いい角度ですね。何の角度!?それも違う!
ここで言う度数とは、ドレミファソラシを1234567と数字で割り振り
それぞれを1度2度・・・と呼ぶことを言います。
例えばCコードはドミソで1度3度5度です。
と、ここまでは余裕で理解できたことでしょう。
本題はここからです。
C Amとコードが進行するとします。
Cコードのときにドを弾くとルート(主音)ですので1度を弾いていると認識していますが、
Amの時の1・3・5はラ・ド・ミとなりドは短3度と呼ばれ暗いサウンドとなりますので、
短3度(♭3rd)を弾いていると認識しなければなりません。
もう1つの認識はCもAmもド・ミはコードトーンであるので、
ロングトーンで伸ばしてもいいと言うことです。
ここでは度数は気にせず、共通したコードトーンだから使えると認識しています。
ソを伸ばすとAmの時には♭7th、ラを伸ばすとCの時には6thとなり
全体のコードの聞こえ方がC6・Am7となってしまいますので要注意です。
伸ばさなければ弾いてもかまいません。
この様にギターソロを弾く場合には、バックで流れているコード進行を意識して弾かなければければ
メチャクチャなメロディーになって聴くに堪えないものになってしまいます。
逆に言えばコード進行とコードの場所を知っていれば早弾きやテクニック自慢をしなくとも
素晴らしいソロが弾けると言うことになります。
ここまで読んでどうでしたか?
大変な世界に足を踏み入れてしまったと後悔していますか?
いえいえ、そうでもないのです。
皆さんが普通に弾いているコードの形の中には1・3・5しか入っていないのですから。
まずコードトーンを把握するために押さえたコードのどこに1・3・5があるか調べてみてはどうでしょうか?
3度が半音下がればマイナーコードになります。
1・5度は共通音です。
ドレミに始まり、ドミソで終わる。
何度も取り上げて言いますが全てはここにあります。
メジャースケールを弾けばそこに必ずコードがあり、
コードを弾けばそこに必ずメジャースケールがあります。
ペンタトニックもしかりです。
さあ、恐れずに度数・コードについて勉強してみましょう。
自ずとスケールのことも理解できますよ。
グッドラック!