ギターのコードは何種類あると思いますか?
50種類?1000種類?
いいえ、基本的には5種類です。
正確にはメジャー5種類、マイナー3種類です。
合計8種類しかありません。
え?もっとあるけど?なんて突っ込みはしなくて結構です。
知っています。
7th/9th/11th/13th・・・テンションコードも基本8種類を知っていれば簡単に作れます。
基本8種類とは・・・オープンコードのC/D/E/G/A/Dm/Em/Amの8個です。
例えばBコードを弾く場合、当然5個のフォームがあるわけです。
Bmであれば3個。
そのコードの中でどこにルート(主音)・3度・5度があるかを把握しておけば、
ギターソロにもコードワークにも応用できます。
ちなみにバレーコードはE/Aのフォームを使っています。
パワーコードもこの2種類のバレーコードを利用しています。
(ルート・3度・5度とは、Cコードで言えばド・ミ・ソの3和音の事です。)
アコギの簡単弾きなる考え方もカポタスト使用して基本8種類を利用するところにあります。
と言うことは基本8種類を弾けるようになれば、とりあえずギターを楽しむことが出来ます。
しかしCコードの次にもしE♭が出てきた場合、どう対処しますか?
バレーコードを使用した場合は5弦6フレットまで移動しなければなりません。
そんな時にはCフォームやDフォームを使用しましょう。
こういう風に使いこなせればもうカポタストなんて必要ありません。
そう、あなたは解き放たれるのです!バレーコードの呪縛から!
バンドでの演奏の場合など、バレーコードだと音域がピアノやベースと被ってしまい、
バンド全体の音が重くなりすぎてしまう場合があります。そんな時は基本8種類!
簡単にバンドサウンドを変える事が出来ます。そう、あなたの手で!
もちろんギターソロの場所探しや音選びにも利用します。
そしてスケールの呪縛からも開放されるのです。
ああ、何てことでしょう!
ちなみに単音しか出せない楽器の演奏者はコードについてよく知っています。
コードの事をよく知らないのはギタリストだけです。
コード知識が無くても楽しめるのからこそ、ギターは身近な楽器になりえたのでしょうね。
もっと簡単に!もっと深く楽しみたい!
そんな方にこそコードの勉強をしてみましょう。
新しい世界が広がりますよ。