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ドレミに始まりドミソで終わる。

アコギのイメージが弾き語りであれば、

 

エレキギターのイメージはキャッチーなサビの後、スポットライトを独り占めして

 

曲を盛り上げるギターソロではないでしょうか。

 

 

しかし、いきなりギターソロは弾けませんし教えてもくれません。

 

まずはドレミファソラシドからね。とギター教室でも先生から満面の笑みで言われることでしょう。

 

 

ここなんですよ。ポイントは。

 

 

カッコいいギターソロはドレミファソラシド・・・なんて弾かないんですよ。

 

最初からそればかり弾かされると、え~ギターってこんなもんなの?楽しくないね~。

 

となってしまうのがオチです。では何をすればいいのか?

 

 

最初のうちは指も動かないので、リハビリのつもりで適当に弾いてみてください。

 

人差し指だけで適当に指板上を移動しながら弾いてみればいいのです。

 

慣れてきたら薬指で弾いて見ましょう。左手の話ですよ。

 

その内簡単なメロディなら弾ける様になります。

 

と、ここまでは初心者の場合です。

 

 

結構弾ける様になっている人は、自分の思い通りにアドリブを弾きたいと思っているのではないでしょうか。

 

ここで初めてドレミ・・・が必要になってきます。

 

何故なら曲を構成しているメロディーとコードはドレミ・・・から出来ているからです。

 

メロディもコードも知らないのにギターが弾けているのは実はおかしい事なのです。

 

逆に言えばメロディとコードが弾けるのならば、アドリブも弾けるようになります。

 

 

KeyがCであれば、Cメジャースケールとそのハーモニーである7つのコードを確実に、

 

そして間違わずに弾けるようになりましょう。

 

アドリブはその線上にあります。

 

 

世界で活躍する名プレイヤーも、ドレミ・ドミソを弾いています。

 

 

ドレミに始まりドミソで終わる。

 

音楽である限り入口と出口は決まっているのです。

 

そしてそこには明かりが灯り、出たと思ったら入っていて、入ったと思ったら出ている。

 

まるでメビウスの輪の様にわれわれを幻惑するのです。

 

 

だからこそ、音楽は人を魅了するのです。